衝動。

書きたいという衝動に駆られるままに、
言葉を綴り、文章を織りなす。
そこに明確な意図が存在するならば良いのだが、
生憎そのようなものは持ち合わせてはいない。
すでに終わってしまったブログに、
今になってこのように文章を書くという行為それ自体、
自己顕示欲の発露であるハズのブログの概念から遠ざかる。
しかし、あまり読まれたくないけれど、
その前提があるのにも関わらず尚かつ書きたい事、というのは、
往々にしてあるものなのである。
矛盾している、と自分でも思うが、
そもそも人の心は矛盾で出来ているのだから、
これこそが自明の理というものなのであろう。


有り体に言えば、弱音を吐きたいのだ。
だが弱音を吐くには読まれたら困る人があっちには多すぎる。
ここで吐き出す事によって、自己の精神の安定を図る、というのが得策というものであろう。


鬱期に入る。
要因、原因は不明ではない。
新しい環境に於ける自分のポジショニングが決まらない。
つまり地に足が着いていない。
浮遊している訳である。
全ての物事を真に受けすぎる、というのは私の悪癖の一つだ。
物事を全て真正面から受け止める、というのは正しい事だが、
その為に自身の処理能力の限界を突破し、
俗に言うテンパるという状態になってしまうと、
余裕が無い為に、自身のペースが乱れ、
自己で確立しているハズの規定から外れ、
相乗効果で更に悪化する。
対処法を模索する必要がある。
もう一度、学習内容を反芻し、消化しなければやってられない。
自分が不器用な人間である事をもう一度自覚し、
泥臭いやり方で、事実情報を確認し、
頭の中を整理しなければならない。
その上で、“なければならない”という思考から脱却し、
他者との適切な距離感を模索、構築し、
不安要素についてはその都度優先順位付けを行い、
問題解決の糸口を探していこう。


何事も、逃げては変わらない。
変わらなければ、いつまで経っても逃げの状態が続く。
お前は出来る子だと、言い聞かせる。
みんな出来るけど、それに負けないようについて行こう。


この辺でもう一度、思い切って仕切り直しと行こうじゃないか。
人は人。
自分は自分。
来週からの実務研修を前に、
ゆっくりと考えさせられた事は自分にとって、とても有益だった。